2009年5月8日
かんちがい
近所のスーパーでのこと。
入口で大きな男の人が倒れてました。なにかで苦しんでいるというよりはむずがっている様子。完全に入口を塞いじゃってました。そばで華奢な女の人がなんとか起こそうと話しかけているのですが、男の人は一向に起き上がろうとせず、言葉にならない声でわめいています。
なんだなんだと、まわりにちょろちょろ人垣ができはじめていました。スーパーに入れず困っているおじいちゃんもいました。
ぼくはというと、見て見ぬふりになってしまうのはいかんと思い、なんとか助けなきゃと思って、事情を聞こうと駆け寄ったのです。
そしたら、
あ、ちがうんです、すいません、ごめんなさい
としゃっきり言われました。
……女の人ではなく男の人に。
それまでの言動から、男の人はなにか障害を持ってるような様子だったので、いきなりしゃきっとなった男の人にぼくはとても驚きました。
つづいて人垣の中にいた人からも、ごめんなさい、と言われました。人垣の半分くらいはどうやら関係者だったもよう。
…養護実習のようなものだったようです。
ようなもの、とあいまいなのは、まんまと勘違いした自分があまりに恥ずかしくて、詳しく話も聞けず、あ、ああ、よかった、なんつってスーパーにも寄らずぼくはそそくさとその場を立ち去ったからです。
うーん。
よりリアルな対応を学ぶためには現場での模擬訓練みたいなことが有効だから、ということなんだろうなあ、と思いつつも、釈然としない気にも正直なったのであります。まあね、はずかしかったし。
しかしまあ詳しく聞いたわけでもないので、ああだこうだと書くのもなんだかよくない。
でも、あのおじいちゃん、スーパー入れなくて困ってたんだよう。
それやっぱりダメかもよう。
投稿者 :ナカヤン |



