2008年9月26日
最終回?
しかしくだらない。
なにがくだらないといえばこの日記であります。
その昔、たまごピリというのをはじめてまもなくネットで日記をつけはじめたので、気まぐれで断続的ではあるものの、すごくのんきにもう10年くらい日記を書いているのであります。
活動形態やなんやらでウェブサイトが変わったり消えちゃったりしても特に気にすることなく、どこまでもだらりんと書きつづけているのであります。どうせそんなものだからよいのです、といった気持ちであります。
一時期は物珍しさもあって、どばどばと熱くバカバカしく(そしてそのほとんどが恥ずかしいもの)書いていましたが、ある時から、これでは本当にバカだと思われてしまう、それは恥ずかしいと思うようになりました。手遅れにもかかわらず、そんなふうに自意識が増大した僕の日記は忙しさもあって文字数も減り、結果さらにタチが悪い日記となっていったのであります。
いわゆるアーティストイメージというものを大切にするためには、普段の言動や日記なども少し難解で独特で叙情的なほうがいい、と本気で信じてるきらいがあります。自然にかもし出てるものがかっこいいというのが理想であります。
そしてそれはまったくもってホームベーカリーがうんぬんではないのであります。もっとなんかこうソリッドなものなのであります。思い浮かばない。
そもそも文体や意識の統一感が大事です。
それでもって一時期意識的に、「〜なのであります」という語尾を多用していたことがありました。笑い声は「にししし」と書くようにしていました。
どちらもアーティストイメージを助けるようなものではまったくありませんでしたが、それでもイメージを統一することが大事なんだ!とやみくもに思ってました。
若くおろかです。
「〜なのであります」は完全に文体に染み付いてしまって、未だに油断すると多用するようになってしまいました。
「にししし」の方はというと、あまりに本来の笑い声と違うので衰退していきました。
ほんとに笑ったときは「にひひひ」と下品に笑うのであります。
「はははは」なんて笑ってるときはどこか気取っているのであります。「にししし」は100%甘えているのであります。
その後、日記を書くことに飽きたのか、えらい人にいちいちチェックされたりするのにしょげてしまったのか、
ご飯を食べました、散歩に行きました。疲れた。寝ます。ぐう。
といった調子に変わっていきました。完全に末期でありました。
書いてる本人に日々のムラがある。
こりゃ日記やめるのもひとつだなあ、と思うようになりました。
心のバランスが崩れてるときなんかは、日記で浮かれたり前向きだったりしてみせてもそれはとても薄っぺらいのであります。
そもそもほんとに強く思ったことは歌にしたい。
なんでもかんでも思ったことを歌にするタイプとしては、日記に書くとなんだか言葉が逃げるような気がしてたのであります。
そうなると秋の空のことは日記じゃもったいないのであります。
こっそりしまっておいて、胸の中にしみわたらせれば、やがて切ない歌になったりするのであります。
せこくておろかであります。
さて、そんなわけで流れからするとなにやら最終回の様相を呈してきたナカヤン日記でありますが、結局僕は何を言いたいのかというと、もっと自由に徹底的にどうしようもなくていいではないか、日記、とこう思ったのであります。
アーティストイメージ、などと本人が言ってる時点でそんな恥ずかしいことないのであります。だいたいがまちがいなのであります。
このところだんだんと以前の日記に戻ってきたのはそういった理由です。
なにより、こんな日記でも楽しみにしてくれてる人がいるなんて、幸せなのであります。
「ホームベーカリー(仮)」という歌ができそうです。日記に書いても、それが自由に書いたものならば言葉は想いは逃げない、と思いました。
とても楽になった。
そんなわけで今後ともムラのある日記をよろしくお願いします。
本日もチェックしてくれてほんとうにありがとう。
明日も書きます。くだらなくてほんとをもうすこしわかりやすく。
投稿者 :ナカヤン |





